どうして絵を描くんですか?
先日のあむあむでご質問があったので、お話してみたいと思います(^^)
「どうして絵を描くんですか?」
あむあむでは、特に幼児さんの場合絵を描くことが多いです。
ワークの中で「単語」や「おはなし」「自分の好きなもの」などの点が結びついていって
イメージが膨らんで、ワーッと世界ができあがってくる。
そして「空想の世界」で遊びはじめるのですが、
実際は「なにもない」空間。
しいていえば最近では、ヨガマットがバラバラ~っと散らばっているだけ(笑)
傍から見たら「ナンジャコリャ」の中、
子どもたちには世界がしっかり見えています。
「イメージの補完」ですね。
空想して楽しんでいる状態。
これだけでも凄いことです。
(はじめはモノがないと何も浮かばないことが多いですから)
これを
「表に出して」視覚的に具現化する作業。
それが絵を描くひとつの理由です。
「見える」ことで、
「空想」を友だちやお母さんと「共有」することができます。
もっと言うと「伝える」必要もでてきます。
特にお友だちがいる場合は、「自分だけの空想」から、
一緒に世界をつくる「共同作業」の意味合いも強くなります。
その中では「自分の世界」だけにこだわったり、
逆に、誰かが作ってくれるのを待っているだけだったりと、いろいろあります。
世界を創るうえで、自分の心地いい「関わり方」はどんななのかを感じること。
それって、大人もいっしょですよね。
そうやって試行錯誤して、
「思ったこと」が「カタチ」なる。
それはとても嬉しいことだと思います。
大事なプロセスですね。