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子どもたちのプロセスや、気付いたこと、お知らせなど

“ 虹色あむあむ ” はじまりました!

今まで、様々な場で子どもたちの「表現」に関わってきて、

ひとつ気になっていたことがあります。

それは「まわりに馴染みにくい子どもたち」のことです。

一緒にワークをやっていく中で、

他の子と見ている「方向」が違ったり、

感じる時間軸の「ズレ」があったり、

どうしても「噛み合わない」場面が出てくるのも事実です。

その中には、発達に関する診断などを受けているお子さんもいます。

でも、お互いに「面白がる」という視点に立てば、

むしろ素敵な瞬間がいくつも生まれてくるのを何度も目にしました。

ただし、

そこには「待つ」という姿勢が必要なんです。

ワークが中断することもある、問題をみんなで考える必要も出てくる。

答えを編み出すのに、時間をかける。

それはお互いにとって、とてつもない学びになります。

この時間を「無駄」と思うか、「宝物」と思うか。

そして、その時間を「成立」させる為には、

お互いに「知り合う」必要があります。​

「知り合う」には時間が必要です。

心を「見せ合う」勇気も必要です。

お互いに「違う」という理解も必要です。

たとえば、お問合せの際によくこんなお言葉を頂くことがあります。

「うちの子はアスペルガーと診断されています。大丈夫でしょうか?」

はじめから「不安」を持って参加されている…

正直、やってみなければ分かりません。

実際やってみて、

お互いビックリして「時」が止まってしまうこともあります。

素敵な化学反応が起こることもあります。

では、なにをもって「大丈夫」なのでしょう?

「大丈夫」を確保するために

“持っている特性” によって「場」を分けたらいいのか…

でも、はなから「分断」をしてしまうことに抵抗がありました。

その方が 分かりやすい のでしょうが、

「知り合う」チャンスを奪ってしまうような気がして。​

でも先程のように、

知らないがゆえに「不安」からスタートしてしまうのは、おかしい。

そのハードルを初めに少しでも低くできないか…

そんなことを、​ずっと漠然と考えてきました。

そんな時、

お声がけをいただきました。​

発達が少し気になるお子さんなどを混じえた場で「表現クラブ」ができませんか?と。

正直、専門の知識も持っていませんので、

お役に立てるか不安だったのですが一度やってみることに。

するとそれは、

とてもとても楽しい「場」でした。

きっと、

理解をもった保護者の方、

「待つ」ということを実戦してきた方たちの見守りによって、

その空気が成立しているのだと思います。​

そして、その安心できる空気感の中、

「どの子も」伸び伸びと感性をシェアし合っている。

とても自然に。

私も、伸び伸び(笑)

そう。「待つ」ことが前提で進んでいける場。

いろんな個性が「分けへだてなく」​混ざれる、

面白い場になるかもしれない。

ずっと、​作りたくても作れない場でした。

そんな訳ではじまった「虹色あむあむ」。

​はじめてこちらで告知させていただきます(^^)

場所は小平市の上宿地域。

東大和市駅から徒歩約10分ほどです。

「出張あむあむ」という形で関わらせて頂いてますが、

もしご興味がある方は、ぜひ下記リンクよりお問合せくださいね!

この先どのようになっていくかまだまだ分かりませんが、

とてもワクワクしています♪

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