ともだちってなに?
昨年のことですが、
受持たせて頂いていた子どもミュージカルのクラスをクローズしました。
自分の環境も少しずつ変わってきていて、
ちょうどいろいろなタイミングが重なり自然とそういう流れに。
そうなると、不思議と次の流れが来るもので、
「タイミングってあるんだなぁ」なんてのん気に考えていた時期。
クラスが終了するにあたり、子どもたちにひとつ聞いてみることに。
「今となりにいる人は “ともだち”?」
クラスは少人数ですが、それぞれ違う小学校の子どもたち。
毎週顔を合わせてはいるし、楽しくお話もするけど、
改めて「ともだち」というワードを投げかけた時に「?」と止まってしまったのでした。
(そういえば、以前お呼ばれした「子ども哲学対話」で取り上げたテーマも
「ともだちってどうなったらともだちなの?」だったなぁ。)
そこで、クラスが終わるまでの時間を
「ともだち」をテーマに考えたり、演じたり、歌ったりの時間にしたのでした。
「一緒に遊んだら友達」とか
「知り合ったら友達」とか
「友達って思ったら友達」とか
「友達になろうって言って、うんいいよって言ったら友達」とか
「ケンカをして仲直りをしたら友達」とか
「言いたいことを言えるのが友達」とか…
た~~~くさん出てきました(笑)
答えはないんです。
自分が感じた「それ」が自分の答えです。
答えが合う人も合わない人もいる。
でも、
「合うか合わないか」は、自分の感じ方をシェア(提示)してみないと分からない。
そうしないと、その先にはいけない。
結局「ともだち」にはなれないんです。
ちょっとの勇気が必要。
そう。
あ~だこ~だ言っていた、その「時間」が
「ともだち」になる第一歩だった訳です。
( 哲学対話のファシリテーターの方がまさしく「子ども哲学アーダコーダ」の方でした(笑) )
最後に、改めて聞いてみました。
「今となりにいる人は “ともだち”?」
「うん!前よりも “ともだち”!!」
そんな、みんなが歌ってくれた歌です。
よかったら聞いてみてくださいね(^^)
クレイジーケンバンドさんのアレンジを拝借いたしましたm(__)m
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