イメージと余白
想像 や イマジネーション
それは「曖昧」なところからはじまります。
ワークの中で、子どもに自由に絵を描いてもらうのですが、
最初に「自分の知っているキャラクター」(アニメやゲーム)を描く子がよくいます。
「知っている世界」は「自分のお城」のようなものですね。
まずはお城に周りの人を招待してくれます。
しかしお城から出てくるのは勇気がいります。
それを受け入れながら、根気よく外からノックし続けると、
少しずつ扉の隙間からこちらを覗いてくれるように。
「お城」にずっと居つづけるとだんだん物足りなくなってきて、
「外の世界」を見てみたくなるのでしょうね。
さて、そこからが本当の
「自分のお城」づくりのスタートです。
なぜなら、
キャラクターは「知っているもの」であって「自分のもの」ではないから。
それはあくまで「誰かがつくった仮の城」。
本物の「自分のお城」は材料探しからです。
材料は「周り」に落ちているので、出歩かなければ見つかりません。
アニメやゲームの世界はすでに完成されていて、
とてもリアルで「確実な世界」に感じられるかもしれませんが、
なにもない「曖昧」なところから自分でつくり上げる世界は、
時間も手間もかかるけれど、他の誰のものでもない「確実な自分の世界」です。
アニメやゲームがいけない、という話ではありません(笑)
それらはあくまで「材料」であって「自分自身」ではないということですね。
しかし、「親切な材料」がいっぱいありすぎると、
それに埋もれるだけになってしまいがちなので、
「余白づくり」を大切にしています。
よ~く見ないと分からない「材料」を見つける力、
そしてその中に「魅力」を発見する力が大切なんだと思います。
たっぷり、時間をかけて。
「あむあむ」
無料体験は随時受付中です。
興味のある方は、ぜひお気軽に遊びにきてくださいね。
○△□の世界