あむあむ 2016.5
久しぶりに「あむあむ」の様子を。
前回から来てくれているS君。
とても周りがよく見えている男の子です。
そして弟のH君もお兄ちゃんがやることをよ~~く見ています。
「観察兄弟」!(笑)
今回は「列車レストラン」。
「昨日食べたご飯」から「大好物」、そして「特急列車」まで…
イメージはどんどん繋がっていきます。
自分でStoryを紡いでいくというのは、
子どもにとってなかなかパワーのいる作業です。
Storyをお友達とシェアしてみたり、
手放せずにケンカしてみたり、
不安になって止めてみたり、
完成したときに大喜びしてみたり…
その過程にすごいドラマが子どもたちの中で起こっています。
あむあむでは「自分で物語を起こす」ことで様々な感情を体験して、
その感情をなるべく止めないように、出し切ってもらいます。
なので、はたから見ると、「ムチャクチャ」です(笑)
でも、この「ムチャクチャ」がとても大切な気がします。
前回になりますが、
いつも元気印の男の子が、めずらしくシュン。
いつもニコニコの弟くんも、ワンワン。
お母さんは「家だといつもこんな感じで…」と恐縮していらしたのですが…
すばらしい!と思いました。
「お家での顔をみせてくれたのか!」と。
お母さんが根気よく連れてきてくれて、
お母さんがいつも変わらずどっしり見守ってくれていて。
どこでも変わらずに語りかけてくれるお母さんがいることで、
「外」だった空気が、安心できる「家」の空気になったんだなぁと感じました。
ゆっくり時間をかけて。
前記事で「母声」の話をしましたが、
いつも変わらない「お母さんの声」は、
その子の本来の姿を引き出す栄養になるんですね。
「わがまま」とは「我のまま」
わがまま万歳
ムチャクチャ万歳です(笑)