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子どもたちのプロセスや、気付いたこと、お知らせなど

あむあむ 2015.12

お陰様で「あむあむ」が始まって1年が経ちました。

アンテナを張って足を運んでくださったお母様たち。本当にありがとうございます!

ご事情で来られなかったり、密かに気になっている方も(笑)

いつでもお待ちしていますので気軽にお申込みくださいね。

毎回やることは素朴なことばかりでゆる~く時間が過ぎていく会ではありますが、

この「じっくりコツコツ」が大切なんだと思わせてくれたのが今回のあむあむでした。

あむあむでは「自分の世界」を大切に大切に進めていくのですが、

今回は「お題」を使うことに挑戦。

あむあむBOX (色々な言葉が書かれたカードが入った箱) から3枚のキーワードを引き、それを使っておはなし創りをします。

最後に創ったお話を発表して、いったい何のキーワードを使っていたのかお互いに当てっこします。

実は以前にもこういう試みはしたことはあったのですが、あまりうまくいきませんでした。

外からの刺激に対して『「自分の世界」を壊させまい!』という守りの反応の方が大きかったんですね。

色々ツールを使って安心させる方法もありますが、あむあむではなるべくそれをしません。

ゆっくりと自分で地図を創っていってほしいなぁと思うからです。

しかしながら

「自分の世界」だけに籠っていると、だんだん選ぶこともワンパターンになってきて面白くなくなってきます。そして自然と

『そろそろこのパターンも飽きたなぁ』

と思い始めたら……

繭の破り時です。

お話をあむあむ食べてゴックン

お話の糸をピュ~と吐いて、紡いで、編んで

創った繭の中でしばらく遊んだら

繭をやぶってAm(私)になって羽ばたいていく

(あむあむページより)

お題を使うことで、

この1年で創られた繭の外側から「コンコン」とノックをしてみたわけなんです。

すると、

ちゃんと応えてくれました。

1年前とは全く違う姿です。

外の世界を受け入れ始めたようです。

守らなくても安全だと、自分の力で理解したのですね。

さあ、来年に向けてまた新しい繭創りが始まりそうです。

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