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子どもたちのプロセスや、気付いたこと、お知らせなど

体遊び

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  • 2015年5月30日
  • 読了時間: 2分

目隠をして相手のしているポーズを「触って」当てます。 当てる、というのは相手と同じポーズをとるということです。

視界がなくなるので、頼れるのは触感のみ。 人に触れるのは意外とコワいものですね。 特に日本人は慣れていません。 最初は触る方も触られる方も恐る恐る。 するとどうなるか。

自ずと口数が増えていきます。

ワーワーキャーキャー 実に楽しそうです。

しかし口数が多いときはポーズはなかなか当たりません。 それか先に答えを言ってしまいとっとと終わらせてしまおうとするか。 そういう場合も「なんとなく」ポーズが当たっている、という感じです。

なぜでしょう?

「不安を解消すること」に集中していて、「相手のカラダ」に集中できていないのです。 ある意味「相手の話を聞いていない」状態と似ていますね。

では、 「不安でいっぱい」を存分に体験した後、「おしゃべり禁止」にしてもう一度やってみます。

すると今度は先程の半分くらいの時間で、しかも正確にポーズが当たってきます。 そしてどんどん相手に興味がわいてきて積極的になっていきます。ベタベタベタ…(笑)

自分のおしゃべりを一旦止めることで、相手の声を「カラダで」聴けるようになったのですね。

「興味」をもたないと何も始まらない。 まずはそこからです。

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