眼を見る
「ちゃんと眼をみなさい」
よく言われることですね。
しかし「眼を見ることで何が違うのか」は意外にほっとかれているのではないでしょうか。
眼を見ると、気持ちが伝わりやすい。 確かにそうですね。 反対に、 「拒否」するときも、相手をジッと見る場合があります。 例えばウソをついているとき。 心を読まれまいと眼で必死に相手をブロックしていたりします。
「眼を見る」だけでは伝えるということにはならない場合があるのですね。
ここでひとつ忘れてしまいがちなことがあります。 「汲み取ろう」とするときの眼です。
伝えるだけではなく受け取る。双方向の感覚です。 「分かってほしい」と「分かろうとする」が交わったとき、はじめて 「眼が合う」という現象が起こります。
そして、これは心の内側からくるもの。 「眼」は心を通い合わせるためのサーチライト(道具)のようなものです。
「心の眼」を合わせる
これが大切なのではないかと思います。