言葉あそび
日本には様々な「言葉あそび」があります。
「語呂がいい」などと言ったりもしますが、
日本人に心地のいいリズムというものがあります。
子どもは「言葉あそび」が大好きです。
リズムにのせて心地よく口ずさむ言葉には、
まるで揺りかごにゆられているような安心感があるのではないでしょうか。
口ずさんでいるときには、言葉の「意味」などは考えません。
母音の「あいうえお」
子音の「かさたなはまやらわ(など)」そして 「ん 」
これらの「語感」をただ楽しんでいるのです。
「語感」と「五感」はつながっています。
言葉の感覚と身体の感覚。
「あむあむ」「もぐもぐ」「がぶがぶ」「くちゃくちゃ」「ごくごく」「ぼそぼそ」
五感とつなげると、言いにくい言葉もすんなり言えたりします。
なんでもかんでも「意味づけ」をしなくても、
身体でちゃんと理解しているものですね。